名古屋・栄でフランス料理とソムリエのワイン・ウイスキーがおすすめ
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- ホームページを見たとお伝えいただけるとスムーズです。
刻む「GILBERTO」の物語
気の向くままゆったりと、
ページを読み進めてください。
恐らく、気になることは
少しは解消できるでしょう。
- Writer
- 四代目 GILBERTO
オーナー 橋本 智彰
- Title
- もっと知りたい方へ
続きを読む
Chapter 1「歩み」
- 名古屋市中区栄のビルの中、
「四代目 GILBERTO」は18:00より
灯りをともします。 - GILBERTOはオーナーである
私、橋本が料理を作り、
料理に合わせたワインを
お勧めさせていただいています。 - 実は、日本ソムリエ協会愛知支部の
支部長もやっているんです。 - 経歴を少しご紹介しておきますね。
主な経歴
- 2005年8月~2013年1月
- 「名古屋国際ホテル 天守閣」勤務(バーテンダー、ソムリエ)
最終タイトル飲料担当マネージャー/ホールチーフ
- 2008年
- ウイスキーエキスパート取得(スコッチ文化研究所)
- 2010年
- ソムリエ資格取得(日本ソムリエ協会)
- 2013年1月~2015年3月
- 「La Floraison de TAKEUCHI」立ち上げ勤務
シェフソムリエ
- 2009年10月
- 「F1グランプリ パドッククラブ(DO&CO)」に
日本人コックとして参戦
- 2015年6月2日~
- 「四代目 GILBERTO(ヨンダイメ ジルベルト)」をスタート
- 2018~2022年
- 一般社団法人日本ソムリエ協会愛知支部・副支部長に就任
- 2023年~
- 一般社団法人日本ソムリエ協会愛知支部・支部長に就任
- と、文字に起こすと立派ですが
ソムリエを目指しこの業界に
足を踏み入れたわけではありません。 - では、どんな物語があったのか。
それはまた次のページで。
Chapter 2「きっかけ」
- 18歳の時、
「四代目 GILBERTO」があるこの場所で
将来自分がオーナーとして働く姿が
私には見えていました。 - そう、この場所とはかなり前から
出逢っていたのです。 - 私にはそのような未来が見えることが
時にありました。
ただ、全ての課程をしっているわけではないので、
今の自分を作ったのは
沢山の方との出会いです。 - 20歳の時にホテルスタッフの料理人枠で
求人の応募をしたところ、
料理人ではなく接客担当ということで
採用をしてもらいました。 - そこでバーテンダーという職に触れ
沢山のお酒に触れる機会をいただきました。 - 23歳の時にウイスキーエキスパートの資格を取得。
ソムリエの資格を取得するきっかけは、友人の一言です。
『「俺の友達(ツレ)ソムリエっ!」って、
カッコ良くねェ!?』
その言葉でソムリエというものを
現実的に考えるようになり、
ソムリエ資格の受験要件にも満たす頃だったこと、
また、京都のソムリエスクールが
名古屋校を開設するタイミングが重なり
25歳の時にソムリエ資格を取得するに至ります。 - 沢山の人との巡り合う中で、
環境や、運もあり、
様々な経験を詰むことができました。 - 1万人の料理を作る機会をもらったり、
コンクールの出場、
若手のソムリエ育成のお手伝いや
結婚式のプロデュース、二次会、三次会などの
パーティーをコーディネートしたり、
フレンチレストランの立ち上げに携わったり…。 - 気が付けば、
多くの知識と肩書が付き、
そのひとつがソムリエというわけなんです。 - ジルベルトにはカウンターのお席があります。
ワインバーとしても利用可能ですので、
ワインのつまみに
もっともっと深いお話しもできますよ。 - 次のページではソムリエ協会について
少しだけお話しを。
Chapter 3「考える」
- 「一般社団法人日本ソムリエ協会」
の話を始めに少しだけ。 - 一言でいうと
「一般社団法人日本ソムリエ協会」とは、
ワインや日本酒を中心とした飲料販売促進、
接遇技術や食品衛生の向上を目的とした団体です。 - セミナーの運営や対ソムリエや
対エキスパートに向けての活動がメインですが、 - 食文化の向上により豊かな食生活を提供し、
広く社会へ貢献することを目標としています。 - 巡り合わせで現在は日本ソムリエ協会愛知支部長を
行っていますが、
私は、偉い人ではありません。 - ワインを含む、お酒とは本来、
飲む人が自由に選び、
自由に決めるべきだと思っています。 - ワインは、目に見えている
品種や製造年月、温度だけではなく、
ぶどうを栽培する地、
土や肥料、栽培する人など
沢山の物語があります。 - 例えば、ぶどうを栽培する地。
その地を通り抜ける風も様々です。
気候だけではなく、
人の笑い声が混ざっていると
その土地は暖かでやわらかい空気が漂っています。 - そして、ぶどうを摘む時に
「ここが終わったらお昼にしようか」
「今日のお昼は〇〇だから夜は何にしようか」
そんな会話があるかもしれません。 - まぁ、そんな会話は私の想像ですけどね。
ただ、お酒や食材や調味料など
私が選ぶものは全て、
物語を少しでも
お客様に伝えることができるようにしています。 - 私ができることは、
来る度に違う
少しのお話をすること。 - 製造者、生産者に興味を抱いていただけると嬉しいです。
- そのため、
あまり身構えてお越しにならないでくださいね。
Chapter 4「名の意味」
- 「GILBERTO」とは〝ボサノバ〟から取った名前です。
そして、この店名は初代のお客様が
名付け親だと聞きました。 - 店名の「四代目」とは一体何?
と思われることも
聞かれることもしばしば。 - 「GILBERTO」は1992年に開店し、
お店の屋号を引き継ぐ形で現在、四代目となります。 - ジルベルトの始まりは「Restaurant Bar」でした。
お店の看板も店内に流れる音楽も今もその頃のまま。
変更しない理由は、 - 〝見えているものは変わらないから〟。
代が変わるごとに提供する料理もお酒も変わり
「GILBERTO」は色を変えてきました。 - 「GILBERTO」の看板を目にし、
足を運ぶ人の拠り所である名前を残したい。 - そして、今までのオーナーの中にある
「GILBERTO」に対しての想いも引き継ぐことで
50年後、100年後も
「GILBERTO」の名前が残っていれば。 - 私の代で今まで以上にジルベルトは変わりました。
料理とお酒を楽しむだけではなく、
物販にも力を入れたいと菓子免許を取得したり
コースの種類もお値段を変えて2種類をご用意。 - お店で提供するものは全ての生産者のもとへ
足を運び、手に取ったものを使用するなど
目に見えないものへの力も愛情もたっぷり入れています。 - より多くの人の秘密基地になれるように、
たくさんのコンテンツを考えています。
Chapter 5「記憶」
- 「好きなお酒はワインですか?」
と、よく聞かれます。 - でも私はワインだけが好きなわけではありません。
勿論、ワインも好きですよ。 - ただ、私にとってワインとは、
好きかどうかは別の存在なんです。 - お酒とは、その人を思い出す存在のようなもの。
- どういう意味かって?
プルースト効果のようなものですね。 - 特定の匂いを嗅ぐと、昔の記憶や
その時の会話などが蘇ることがありませんか? - 私はお酒を飲むと、
瞬間的に、
そのお酒を好きだった人のことを思い出し、
その時の笑顔が蘇るのです。 - そうして、このお酒と〇〇との組み合わせが
あの人は好きだったな…
なんて記憶と共に、
時々はメニューの考案をすることだってあります。 - 嗅覚や味覚を刺激するものですから
当然なのかもしれませんが、
記憶を呼び覚ますもの。
それが私にとってのワインを含むお酒なのです。 - あなたも
今飲んだお酒を数年後に口にした時、
背景や感情が蘇ることがあると思います。 - 記憶に残るそんな一杯を
当店で飲んでみませんか? - 勿論、合わせる一皿もとっておきのものを
毎日変えてご用意しています。 - 私にとってのお酒が記憶のかけらであるように、
あなたにとっても大切な記憶のかけらとなりますように。
End
- 最後までお読みいただきありがとうございました。
いかがでしたか? - 歴史を、想いを、刻む。
- 少しでも興味が沸いた方はぜひ階段を上り、
扉を開きにお越しください。